2016/01/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にセリアさんが現れました。
セリア > とある路地、帯剣もせず見回りを行う一人の女がいる。
剣が無いと戦えない、というわけではないのだが。

「……異常なし、と。……そろそろ引上げた方がいいかな…」

気づけば結構な時間が経ってしまった。急ぎの用は無いとはいえ、詰所に部下ばかり残しておくわけにもいかない。
んっ、と大きく伸びをする。ノースリーブ、肩や腕がむき出しだが気にも留めぬ様子で。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイニフィさんが現れました。
イニフィ > 人気のない街角の、そこからさらに入り組んだ路地の十字路。
詰まれた木箱の上に佇む一人の女がいる。
どこかと奥を見ているようで、ここに誰かがいても声をかけられなければ聞こえることはなさそうだ。

「…………。」

その表情は、どこか少し退屈そうにも見えるだろう。
それもそうだ、少し眉を下げてため息などもついている。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイニフィさんが現れました。
セリア > 振り返って目に付く十字路。ふと一人の女性の姿を見つけた。
その退屈そうな様子に瞬き、ゆっくり近寄っていく。

「………こんにちは。……そんなところで何を?」

後手に組み、そっと問いかける。
怪しく見えないように笑顔と共に。しかしどうしても目に付くのは彼女の胸の辺り―――

イニフィ > 「はぁ……ちょっと失敗しちゃったわね。
やっぱり慣れてない道は通らないほうがいいかも…。」

そんな呟きが聞こえてくる。
少し困り顔なのは近寄れば容易に見て取れることだろう。
近寄ってくるセリアさんの声が聞こえると、ハット顔を上げた。
そして、眼が輝きまさに救いの神が下りてきたかのような、そんな表情を。

「ひ、人っ!?た、助かったわ…、もうほんとどうしようかと!」

胸の当たり、目に付いていれば本当に目立つ。
大きさ的にはセリアさんと同等、程度だろうけど服装が胸を持ち上げるよような、
平民街によくある服装なので目立って仕方がない。
木箱から飛び降り、セリアさんへと近寄っていく。

セリア > 眼を輝かせる、そんな表情にちょっとばかり驚いて。
距離を詰めてそう変わらない身長の彼女を見遣る。

「……道に迷ったの?確かにこの辺は、割と入り組んでる方だけど…」

一旦視線を彼女の顔から離し、辺り見渡した。

「どこか行きたいのなら、案内してあげるけど。どうする?」

イニフィ > 「あ、ご、ごめんなさい……。ええ、まあそんなところ。」

道に迷った、の件には素直に肯定を返す。
実際、この町に来てみたはいいものの、町並みを愉しみつつ
ふらふらと歩いていたらいつしか裏通りのような場所に来てしまった。
まあ、いつか出られるだろうと高をくくって歩き回ってみたら、
このように迷い込んでしまった、というわけだ。

「ええ、是非お願いしてもいいかしら?
 私はイニフィ、ちょっと散歩に出ただけなんだけど、まさか迷っちゃうなんて。」

ほんと、どじよねぇとばかりに舌を出し、自分で自分の頭を小突いた。

セリア > 「そう。治安が良いとは言えないから、気をつけてね」

その仕草に笑って、一応の忠告。
とはいえ一度迷い込んだ経験があれば、次からは気をつけるだろう、と。そう考えた。

「うん。どこか宿にでも泊まってるの? …あ、私はセリア。よろしくね」

さ、行きましょ?と促して共に歩き始めよう。

イニフィ > 「治安が悪い…?ヘンね、旅人の話だと、ここは割りと治安がしっかりしてるって聴いたけど。」

あたりを見渡してみても、確かに人気はない。
だが、人気がないだけでそこまで治安が悪いんだろうかと少し首をかしげた。
綺麗な町並みに見えても、やっぱり悪いやつはいるものね、と。

「セリア、ね。ええ、少しだけ滞在しようかと思って、この町のカドにある宿屋を取ってるの。」

そこまで案内してもらえればいいかな、と少しばかり両手を合わせてみる。
まだ少し、幼さの残る顔ではあるが表情は豊かだ。

「セリアも、もしかして旅行?」

セリア > 「場所によって違うのよ。特にこういう路地とかはね」

だから見回りしていたのだが。
表情豊かな、しかし幼さの残る顔を見つめて頷く。

「そう。気に入ったなら、帰った後も是非また来てね」
「私はこの街に住んでる。だから何かあればいつでも呼んでくれて良いわ」

街のカドにある宿屋、と聞けばすぐ思い至った。
こっちよ、と案内して路地を抜けていく。

イニフィ > 「あー…、そういうことね。まったく、どこの町もそういう場所はあるのね」

まったく、と少しばかりふくれっつらである。
確かに旅行や散歩が好きだからよく襲われそうにはなるのよね、と
どこか他人事のような雰囲気で口を尖らせて見せる。
案内をしてくれるセリアの後ろをついて歩きながら、くす、と笑みを浮かべて見せた。

「ええ、町並みが綺麗だしおしゃれなカフェもあるからね、またここに来るのもいいかも。
 あ、セリアはこの町の人なのね。…んー、なんか頼りになりそっ」

何かあれば呼んでくれていいと言うせりふに、どこか硬さを感じた。
もしかして、セリアは自警団か何かなんだろうかとどこか頭の隅で考えつつその背中を眺めた。

セリア > 「どこの街にも共通することだと思うわ」

ふくれっつらを横目に、路地を抜けて目指す宿屋へと。
こうして見ていると本当に表情が豊かだ……としみじみ思う。

「あら、ありがとう。これでも鍛えてるからね?」
「………っ、と。着いたわ。ここね?」

話しながら歩いていればあっという間だ。
話から聞く感じだと、確かにこの宿の筈だが――と、窺うように彼女を見た。

イニフィ > いろいろな町を見てきたけど、セリアの言う通りのような気がする。
どこの町も必ず光と闇があるし、闇の部分は光が濃いほど強い。
たとえて言うなら、楽しく遊んでいる子供の後ろで泣いている子供がいるように。
セリアのその様子からして、少しばかり――いろいろ知っているような、そんな気がした。

「あ、やっぱり?…もしかしてセリアって自警団か何かなの?
にしては、格好代わりと際立つわよね…、もしかしてオフ?」

案内してもらった宿は、間違いなく自分が宿泊している宿だ。
紅いレンガ造りに南向きの光が良好な場所だから気に入った、という理由で利用している。
軽く「ありがと」と軽い礼を言うと、その手をとり。

「ね、よかったらお茶でもしていかない?
どうせ一人でヒマをもてあましそうだし、セリアのこと気に入ったから、ちょっとだけ?」

お話をしていかない?と質問してみた。
―――その、真紅の瞳をきらきらさせ、どこか「甘い香り」を漂わせて。

セリア > 「自警団…とは、少し違うかな。これでも国の騎士よ。一応ね」
「オフでもオンでも、私はよくこういう格好でいるの」

案内先が正解ならばホッ、と胸を撫で下ろす。
手を取られれば――鼻先を甘い香りが擽った。

「……そうね。この後、特に用事があるわけでもないし……寄ってくわ」

きゅっ、とその手を握り返し、笑いかける。

イニフィ > 「あ、騎士さんなんだ?…なるほど、納得。喋り方とか、どこかお堅いなぁって感じだったのよね。
でも…騎士様がそんな格好でいるのはどうなのかしら…?」

騎士といえば、鎧を着こんできりっとしてて近寄りがたい。
そんなイメージを勝手に抱いていたのだが、セリアはむしろ友好的に思える。
然し、胸が目立つというよりも風が吹いたら見えるんじゃないのというようなノースリーブ姿。
眼福…もとい、眼のやり場に困るだろう、男なら。
幸い自分は女なので、むしろじっくり拝ませてもらったりもするけども。

「おおー、嬉しいわね。さっき街角で美味しそうなケーキを買ったの。
お茶を入れて、2人で食べましょ♪」

「甘い香り」は薄れることなく、ほのかに漂う程度。
握られた手を両手で握り返し、自分が利用している宿の部屋へと案内しようか。

セリア > 「あら、そんなにお堅い?……直した方が良いかな」

自分の服装を直すより、お堅いと言われた口調を直したがる。
騎士が近寄り難いというイメージはなるべく払拭させたい。
そう考えつつのこの態度だった。

「へぇ、それは楽しみね。……じゃ、お邪魔するわ」

言うと彼女に案内されるまま、宿の部屋へと連れられるだろう。
甘い香りはその間もずっと鼻先を擽る――

イニフィ > 自分が利用している部屋は、宿の二階の奥だった。
光が差し込む廊下を横切り、奥の部屋までやってくると勝手に扉を開けてセリアを招き入れる。
旅行カバンが一つだけ、ベッドの上に無造作に置かれているだけ。
そしてテーブルの上には、小さな小さな箱が一つ。

「ん、ほんのちょっとだけね。
まあ、騎士様ならそのくらいは仕方がないんじゃない?規律とか、そういうの厳しいんでしょ?」

さ、座って座ってとセリアにテーブルに備え付けられたイスを進める。
「甘い香り」は部屋に入れば少しだけ強くなり―――感情をどこか高ぶらせてくる。
ふわり、とスカートを翻して、イニフィは紅茶の葉を準備し始めるのだ。

「ふふっ、見ててよね。これでもお茶を入れるのはちょっと得意なんだから。」

セリア > 奥の部屋に、彼女の後について入る。
ベッドと旅行カバン、そしてテーブルの上に置かれた箱。
それらを見ながら勧められた椅子に腰掛けた。

「んー……まぁ、そうね。でもうちの部隊は、あまり規律とか厳しくしていないから……」

少しだけ強くなった甘い香りに、感情が昂ってしまう。
はぁっ、と小さく息を吐き、それを誤魔化すようにしながら――

「そう?……おいしいお茶、淹れてよね」

イニフィ > 「あら、そうなの?…規律が厳しくない騎士団って言うのも珍しいわね?」

まさか、その部隊の団長が目の前にいるセリアだとはつゆとも思わなかった。
少しずつ変わり始めた雰囲気を気づいているのかいないのか、鼻歌なんか歌いながら。
簡易的なキッチンで湯を沸かし始め、その間にお茶の葉をティーポットの中へと投入する。
その間にも、部屋に充満しているような「甘い香り」は容赦なく、
セリアの鼻腔を擽り思考を鈍らせていく―――。

「うん、まっかせて。絶対美味しいお茶入れてあげるから」

当のイニフィは満面の笑み。振り返り、ガッツポーズなんかもしながら湯が沸くのを待っている。

セリア > 「そうね……珍しい、とは思う……」

騎士団長を勤めていることまでは言わなかったが。
じわじわと鈍る思考、香りが身体中に染み込んでしまったような感覚。
当のイニフィはどうもなっていないようだが―――

やがてゆっくり立ち上がれば、両手を伸ばして彼女を背後から抱きしめようと。

「………なんか、イニフィ。……貴女を見てると、変な感じに…」

そう耳元で、甘ったるい声で囁く。

イニフィ > 「……~~♪…ん?」

笑みを浮かべながら、ポットの中にいざお湯を入れようかというところだった。
危うく掛かってしまいそうになったけれども、どうにか堪えることが出来た。
甘ったるく、どこか甘えるような口調になったセリアの抱きしめてくる手と表情を肩越しに見やりながら。

「……あーらら、案外堕ちるの早かったわね?」

さっきまでの笑みが妖艶なものへと変わり、自分の指先をぺろりと舐めた。
その瞬間、さらに甘い香り―――フェロモンの香りが強くなり、よりセリアを深みへと誘っていく。

「騎士様だから長期戦を覚悟してたんだけどねぇ?
んふ、もしかしてセリアってば、あんがいそういう気があったりしちゃうのかしら?」

服装だってどこか過激だしね、とセリアの手を振りほどき正面を向く。
顔を寄せ、その唇を奪ってしまおうかという魂胆で。

セリア > 更に強くなる甘い香りに、思考が停滞する。
振りほどかれればぼんやりとした表情、瞳がその妖艶な笑みを映す。

「……っん、……イニフィ、……何……」

確かにそういう気はある。ただでさえ享楽的な思考を持つ身だ。
唇が奪われれば此方からも食いつくように重ね、たちまち深く交わる口付け。

イニフィ > 食いつかれるような口付けに瞳を閉じ、どこか蕩けている表情を向けながらセリアの舌を絡める。
確かにフェロモンで少しだけ、少しだけそういう気にさせてみたけれども、効果はかなりあった様子。
愉しそうに、セリアを持ち上げるように尻肉を掴み、揉みしだきながら深くなる口づけを受け入れる。
唾液を流し込み、舌を絡めて自分の口の中へと招き入れ、そしてしごくように粘液を舐め取っていく。

「んふっ……言ったわよね、気に入ったって。
 ……ね、お話しましょ?たっぷりたっぷり…ね?」

どうせ時間はたっぷりとあるみたいだし?とその瞳が妖しく光る。
首筋に舌を這わせ、どこか吸い付くようにキスを落とすとノースリーブの裾をたくし上げ、両手でこね回すように尻肉を撫で回す。

セリア > 最近欲求不満のようなものを感じていたのも事実だった。
舌を絡めて彼女の口腔に招かれ、互いの唾液が混じり合う。
腰に両手を回して抱き寄せ、未だ服を着たままの身が密着する。

「ん、……ふっ、…は、んんっ……」

裾をたくし上げられれば豊満な乳房がまろび出た。
彼女の衣服にも手をかけ、その胸元を露出させんと試みる。

イニフィ > 衣服を脱がされることにもそこまで抵抗があるわけではなかった。
豊満な肉体を晒されれば、少しばかり圧倒されそうなほどの胸である。
その胸を下から持ち上げるように揺らしながら、その先端に舌を這わせようか。
負けず劣らず野、自分の胸を晒されればどこか嬉しそうに笑みを浮かべて。

「ふふ、キスだけでもう楽しめちゃったのかしら?
 まだよ、セリア。まだまだお話はこれからなんだからね?」

まろび出る二つの巨乳。それを押し付け乳首同士を擦れ合わせる。
臀部の割れ目を開き、擦るように揉みしだきながら、徐々にセリアの身体を持ち上げていく。
足を開き、ちょうど自分を跨がせるように。

セリア > 彼女の胸が晒されれば、自分と変わらぬ程の巨乳に瞳を細める。
乳首同士を押し付け、擦り合わせながら再び唇を重ねて。
すっかり彼女の虜になってしまったような様相。

「……っは、ん……そう、ね……もっと、楽しませて……?」
「……ベッド、行かない?……そこでお話しましょ」

臀部を揉みしだかれ、次第に持ち上げられる中、その耳元で柔らかく囁く。

イニフィ > もうすっかりと思考は蕩けてしまったようだ。
妖艶な笑みを浮かべながら持ち上げたセリアをゆっくりとベッドのほうへと運んでいく。
身長は変わらないし、腕は細いのに人一人を軽々と持ち上げてしまっている。
その後継は少し、不思議に値するものかもしれない。

「んふ、勿論よ。……にしても、セリアのおっぱいはおおきわね。
私も大きいつもりだったけど、これはちょっと負けちゃうわ?」

おそらくそこまで変わらないはずのサイズではあるが。
自分以外のそのサイズをあまり目にしたことがない故に、そこは素直に褒める。
いや、褒められて嬉しいのかどうかは疑問ではあるが。
セリアをベッドの上に寝かせると、ひとまずは自分から脱いで見せた。
女性らしいラインに大きな胸、艶やかな肌。
髪留めを解き、降ろすと腰まで伸びる金髪を流して―――。

より一層、甘い香りが強くなっていく―――。
まるで、この部屋自体が別の場所になってしまったかのように。

セリア > 自分を軽々と持ち上げている彼女の腕。それに対して物珍しく思うも、今は突っ込むでもない。
ベッドに寝かせられれば、脱ぐ彼女につられるようにして自分も衣服を脱ぎ捨てた。
きめ細かな白い肌と、その豊満な胸を惜しげもなく晒す。

「……そう、かしら。……何なら比べてみる?」

言うと自分の胸を下から持ち上げるように示す。強調するように。
そうして背を反らし、胸元を突き出してみせ。

甘い香りの漂う、充満する部屋の中。
二人の女性が全裸で向き合っている光景―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からセリアさんが去りました。