2016/01/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフレイさんが現れました。
フレイ > 平民地区のはずれにある商店。
薬を求める者が良く訪れているものの、深夜ともなるとこの地区は幾分か静けさを取り戻す。
いつも店番をしている2人は既に辞し、今は本来の店主のみが滞在している。
とはいってももうひとが来る事もないだろうと判断し、店の明かりも幾分暗くしている。
色々な噂のある地区にある店ではあるが、安価な薬を調合すると比較的人気も高い。
のんびりとカウンターの中の椅子に腰を下ろし、ふわ、と欠伸を1つ。
魔族としての姿を知る者が見れば驚くであろう。
近習は怒り出すかもしれない。
相も変わらず無頓着ではあるのだけれど。

フレイ > 動乱も落ち着いた為に、兵士や王城の関係者から傷薬を求める者はあまりいなくなってきている。
とはいえ、貴族や王族からの媚薬の注文が増量中。
特殊な傷薬も請け負ってと中々繁盛。
まぁ、こんなものだろうと見慣れた店内を見渡す。
薬物商らしく見せる為に、奇怪な生き物のアルコール漬けや、乾燥させた薬草類の粉末の入った瓶。
ガラスでできた美しい小瓶などがそれらしく置かれている。
店内は薬草独特の香りが充満しているし、店内の調度品も古びており、一応はそれらしく見える。
店の奥には作業場もあるし、王族や貴族からの注文を書いた帳面もある。
カウンターにはこの地区の住民に関する帳簿。
無論薬の売買履歴。それをのんびりと見つめて行って。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフレイさんが現れました。
フレイ > (昨夜はトラブル落ちの為続きます)
帳簿を捲れば、どこの住民が何を買って行ったのかが書かれている。
面と向かって聞いたという訳ではなく、こっそりと調べたもの。
住民の生活レベルや状態を調べる手段の一つ。
普通に暮らす人々には媚薬を売る事はまずない。
大抵は病気のためのものや傷薬。
薬代が支払えない場合は物々交換にも対応している。
それも、この店がひっそりと立っていながら客が多い理由なのだろう。
無論、店主は無頓着。
相変わらず帳簿を捲り、のんびりと自分が留守中の状況を把握して。