2015/11/06 のログ
イア > 腕を絡めれば、いとも容易く、少年と少女は結界のようなピンクののれんを潜り抜け。
待ち受けるのは基本的に男性向けの、つまりは女性の肌色が多い絵姿やら淫らな単語の数々。
つまるところはエロ本というやつである。
書物の類は自身にとっても物珍しく、ついついきょろきょろと視線を巡らせて。

「んー? ああ、そうかもなぁ。どーせ誰も気にしやしねーよ。大丈夫だいじょうぶ」

ひらひらと片手を振って、少女の反撃をものともしない。
どころか、上目遣いに見上げると、にやりと口角を歪めて。

「おねーさんの付き添いだって言うし」

なんて意地悪く言ってしまう始末。

アルシャ > アルシャの反撃、ミス、少年の反撃、アルシャは混乱した

初めてのアウェイな空間に停滞する思考、そこに少年の誰も気にしない付き添いと言う言葉が染み入る
(ここのことは全然わかりませんし…大丈夫と言われたら否定すること材料が……)
アルシャは混乱している

それに年下の少年の意地悪な様子に少しムキになってしまう
このままからかわれ続けるのも面白くない、ここはいっそ大人の余裕を見せつけるべき、と今更年上ぶろうとする

「えーとあなたは一体どんな本を探してここにはいったのですか?私は恋愛系を探したいと思います」
そういってジャンルのタグに目を向けるが当然エロ本コーナーのタグに恋愛系なんてタグはない
飛び込んでくる淫らなワードに目がぐるぐる回ってくる

アルシャは混乱している

イア > 初めての空間なのはお互い様であるのだが、混乱する少女よりは少年の方が遥かに落ち着いているだろう。
そして事実、18禁の結界はさして強制力のあるものでもなく、注意して見ているものもいない。
少年の言葉の説得力たるや、である。

そして少年は、年上ぶろうとムキになる少女の言葉をさらりと返す。

「なんか面白いもんがあればー、くらい。だから、おねーさんに付き合ってやるよ。れんあい系、ね。んー」

お目々ぐるぐるさせた少女の腕をぐい、と引き寄せ、ついでに豊かな双丘へ腕を押し付けて柔らかさを堪能しつつ。
適当な棚の方へとずんずん進んで、適当な書籍を一冊手に取って。

「年下の彼に強引に責められて……お姉ちゃんとシなさい。こんなのはどう?」

あまりにもあんまりなタイトルを読み上げて、更にその表紙を少女の目前に差し出してみる。
完全に面白がっている。

アルシャ > 性行為自体には…正確には性行為ではないのだが、目的の過程として同じ手段を取っているので…なれている
が他人の行為やそれを記したものを見るのには慣れていない、その興奮から足がふわふわとしておぼつかない
そんな状態で腕を引かれたそれに従うしかなかった

そうして少年がタイトルを読み上げた本を差し出されつい受け取ってしまう
表紙には年上の女性と小さな少年がまぐわっている絵が書かれていた
そこではたと道中胸に腕を押し当ててきた少年を様子を思い出す…

「あなたはこういうのが好きなのですか、ふふふ以外と可愛い所があるのですね」
と本を棚に置いてあやすように少年の頭を撫でた、さわりさわりと優しく

目の前の少年がなんだかんだ言ってまだ甘えたい年頃なのだと勘違いをして…

イア > ふわふわとした足取りで従う少女の様子に、やはり愉しげに喉を鳴らしていたが。
差し出した本を受け取り、眺め、それを棚に戻すのを見遣って。

「そう、だな。優しいおねーさんは好きだよ。……優しくしてくれる?」

さわさわと頭を撫でてきた手に、自身の手を重ねて、上目遣いに強請るような表情をしてみせる。
可愛いだなんて、とんだ勘違いだが転んでもただでは起きない。
都合の良いように利用して、甘えてしまうつもりで。

アルシャ > 少年のをみてしばらく考える
(布教活動も義務ですからね…)
「いいですけど…ここでは…少し……」
人がいる店の中でする度胸は当然持ちあわせていない

「…とりあえず互いの買い物を済ませましょうか?…えーともしかして本当にエッチな本を買うつもりで…」
と桃色の空間から逃れようとしつつ少年の様子を見る…
(こんな少年でも買えるのでしょうか…?わからないです…)

イア > しばしの黙考の後に、少女が肯定すれば、少年の方が少しばかり驚いた顔をして。
こうもすんなり受け入れられるとは、ちょっと思っていなかった。
とはいえ、折角のチャンスを棒に振るほど枯れてはいない。

「じゃ、場所変えよっか。……あー、俺はいいや」

買い物、と問われればひょいと肩を竦めて見せる。
実際めぼしい物などなかったし、そもそも本当に買うかどうかも決めかねていたのだから。

「はは、さすがに買うのは店員に止められるんじゃねーかな」

少女の疑問はさらりと笑いながらに否定して。
桃色空間から逃れようとする少女の腕をとったまま、一緒に会計へと向かうだろう。

「さて、どこでヤる? 俺はどこでも構わないけど」

店を出れば少女を振り仰いで、意地悪な笑みを浮かべて尋ねる。
路地裏だろうが、安宿だろうが慣れたものだ。

アルシャ > 「あれ、何もかわないのですか?」
何も買わずに書店を出た少年を見て素直を疑問を口にし…
(まぁ買い物は何も買わなくても楽しいですからね)
と納得をする、実際ウインドウショッピングはとても楽しい

「や、ヤる…そうでした説明していませんでした…」
と自分の落ち度に気づく…
「えと、私はアルシャと言います、生命神に使える教会の巫女をしていてこれからすることはその布教活動なのですよ」
そう言ってから…
「それでよろしければ私の部屋に行きましょう」
と手を差し出した

少年が手をとればそのまま自室へと案内をするつもりで…

イア > 少女が素直に疑問を口にすれば、ふる、と頭を振って見せ。

「特に欲しいものなかったからな。いーんだよ、おねーさんに会えたから」

などと軽口を叩いて返し。
少女からの自己紹介と、続く説明には浅く首を傾げて。

「布教活動、ねぇ……。ま、いいや。よろしく、アルシャ。俺はイア」

果たして少年が信仰心を抱くことになるかは定かでないが、ともかく少女の差し出した手を取って。
導かれるまま彼女の部屋へと向かい。

アルシャ > 「よろしくお願いしますねイア君」
そう言ってイアの手を握りにこりと微笑み、自室へと案内をする…

「いらっしゃいませ」
自室へつきそのドアを開けイアにふりかえり歓迎をする

部屋は可愛らしい装飾がなされベッド、とテーブル椅子が鎮座している

そのままベッドへと向かい腰をかけて…
「それでイア君はどうしたいんですか?」
と上目遣いで問いかける

その顔は子供をあやすかのような、男を挑発するかのような優しく艷やかなものであった

イア > 案内を受けて踏み入った少女の部屋は、少年には見慣れない可愛らしいもので。
一歩、躊躇したものの促されるままに迎え入れられる。
ベッドへ腰掛けた少女を見下ろすような形で立てば、見上げてくる視線を受け止めて。

「……どう、って。優しく、してくれるんじゃねーの?」

優しくも艶やかな表情に、挑むような笑みを返して片手を少女の頬へ伸ばす。
そうしながら顔を近づけていき、唇を重ねようと。

アルシャ > イアが挑むよな笑み浮かべ顔を近づけてくる
その様子を見て少しからかいたくなり…

「ふふふ…そうですね、いっぱい優しくしてあげます」
と言ってイアの頭を両手で抱きその顔を自らの乳房の谷間へと埋もれさせた
そしてそのまま後頭部を撫で撫でしたりする

「このままいっぱい甘えてくださいねぇ…」
とあくまでイアを年下の少年扱いをする

本屋での反撃をここでしようという魂胆であった

イア > たゆん、と豊かな胸の谷間へと顔を埋もれさせれば、むぐ、と小さく不満げな声を上げた。
自分がリードして口づけでもしてやろうと思っていたのに、出足をくじかれた形だ。
そのまま後頭部を撫でる手と、降ってくる優しげな余裕ぶった声に、軽く腹を立てる。
どうやら彼女は思いのほか先ほどのからかいを根に持っていたらしい。
しかし、そうそうやられてやるつもりもない。
顔を豊かな胸に埋めたまま、両手を伸ばし、五指を広げてその豊満な乳房を下から鷲掴み、ぐにぐにと指を蠢かせる。

「んん、アルシャの、おっぱいやらかい」

甘える態度を装って、容赦なく乳房を弄び。
あまつさえ、その指はドレスの縁から素肌にまで潜り込んでいく。
しっとりと柔らかな肌を、肉感的な乳房の肉の感触を、広げた指で堪能しながら、徐々に胸の先端を目指していき。

アルシャ > 「っぅん…」
イアのなれた手つきに甘い声を小さくあげる

遠慮なく動く少年の小さな手の中でぐにぐにと形を変える乳房の感覚がじわりと体に熱をもたせる
そしてやがてその指が乳首をつまみ…
「あぅっん!…イア君…はこういうことになれているのですか?」
と年ににつかしくない動きを見せるイアに問いかけた

その間主導権を握ろうとしているイアに負けじとイアの乳首に手をのばそうする…

イア > 自身の手のひらで小さく甘い声を上げた少女に、にんまりと見えないながらも満足そうに笑みを浮かべ。
重たくも柔らかな乳房を存分に揉みしだき、乳首へと至った指がそれを摘み上げれば、大きな反応が返ってくる。

「んん、まぁ……仕事にしてるしな。アルシャは、慣れてねーの?」

くり、と摘んだ乳首を指先で転がし、押しつぶしては軽く挟み込んで、刺激する手は休めずに。
そうする間に胸へと伸びてきた少女の手、抗うことなく先端に触れられれば。

「んっ……ふ、はは……そっちより、下触ってくれた方がうれしーけど」

小さく声を漏らし反応するも、その下、熱を帯び始めた股座への刺激を求めてしまう。

アルシャ > 乳首を指先で潰される感覚に顔がどんどん紅潮していく、鋭い快感のあとにじんわりとした快楽が大きな胸を満たしていく
慣れいるねーの?と言う質問に少し間をおき
「慣れているということになると思います…」
(行為の本質自体は違うのですが…)
と呪いであり洗脳である歪んだ認識を心の中でつけくわえる

下の方と言う言葉に素直に従いイアを撫でてていた片手をイアの硬くなったものへと向ける
そうして優しくその先端を握る、もう片手の乳首への攻めは続ける

「…お仕事…ですか?」
男娼という存在を知らないアルシャは不思議そうな目でイアを見つめた

イア > 豊満な胸の谷間から、ぷは、と半分ほど顔を出して見上げれば、少女の赤らんだ顔が見えるはずで。
指先は相変わらず乳首を弄るまま、ちろりと覗かせた舌先で、胸元の素肌を舐め上げ。

「思う、ねぇ……」

その内心までは分からないまでも、単純な慣れとは違う響きに軽く疑問を滲ませて。
そうしながらも、彼女の手が股間の昂ぶりへと触れれば、それはびくんと若い反応を示し。
先端を握れば、一般的な男のそれよりも一際熱い感触を返す。
一方で乳首への刺激も続けば、ぴくぴくと逸物が小刻みに跳ねることで快感を覚えていることを知らせる。

「ああ……金さえもらえば、男だろーが女だろーが相手すんの。知らないのか?」

不思議そうな視線を受ければ、僅かに荒んだ目をして答え。
逆に、男娼など珍しくはないだろうと不思議そうに問い返す。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 書店」からアルシャさんが去りました。
イア > (継続)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 書店」からイアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にソードさんが現れました。
ソード > (まだ日は天頂付近。真昼間。
冒険者ギルドの扉を潜って、男が一人大通りへと出て来る。)

あー……まぁ、思ったよりゃマシか。

(嘯いて、一息を。
どうやら、依頼報酬を受け取って来たようである。一緒に、手に入れた魔物の爪だの牙だのを売り払って金に換えた訳だ。
懐の重みを確認するように少し身じろぎする。
そのまま、さて、と周囲を見回した。
平民地区の大通り、冒険者ギルドのある一角なのだから、当然のようにいわゆる冒険者の店等の酒場や武器防具の店、薬品店等が多い。
魔法を扱う者の為の店舗も多いため、意外に本屋などもあったりはするのだが。)

まぁ、まずは昼飯かねぇ。

(嘯いて、ぶらっと特にノープランで歩き出す。ある程度計画を立てて動き出す、などという事はこの男にはあまりない事なのである。)

ソード > (この界隈、いわゆるその筋の者ばかりなのかというと、実はそうでもない。
無論、絶対数という意味では圧倒的に冒険者や傭兵の類が多い。転じて、ゴロツキが多いという事だから治安もそこまで良いとは言えない。
とは言え、お天道様の下、それも大通りとなれば路地裏などよりも自然と治安はマシになる。何かキッカケが……それこそ奴隷の輪姦ショーでも始まれば、混沌とするのは早い区画であろうが、それは少なくとも今は水面下に秘められた兇暴性となっている。
ともあれ、それでも一般の人間の姿は有る。
冒険者の店や酒場で給仕として働く者達や、卸業者、冒険者等でなくても魔法の本や武具や薬品を求める者だ。
それらの店はここ以外にもあるが、ここでしか手に入らない者も多い。)

何喰うかねぇ。

(ぶらり、ぶらり。そんな大通りを男は行く。きょろりきょろりと緩慢な仕草で立ち並ぶ店の看板に視線を泳がせる。
そう、こうした食事もまた一般の者達の目当ての一つだ。
冒険者向けの店は、安くて量が食べられる店も多い。その上、真昼間でも平然と酒を出す店も多いのだ。
男は、空っぽだぜ!と主張する腹を軽く摩りながら、昼飯について試案する。)

ソード > (何件かの候補が脳内で並ぶ。
美味い飯屋が数件。加えて、飯の美味い冒険者の店も数件。
中には、そこに行ってしまうともう一日出てこないであろう店なんてぇのもあるから、この後の気分も加味して考える。
実際は、考えるなどという高尚な事はあまり行っておらず、獣の本能にしたがって気分を確かめているだけ、という感じなのだけれども。
先日、たらふく喰ったせいか肉食欲求はわりと落ち着いている。肉が鉱物である事には何の違いもないが、気分というのはある。
ちょうど昼飯時であるから、そこかしこからいい匂いはしてくるのだ。
くんくん、と鼻が少しひくつく。)

あー……何かもう適当でいいか。

(そして、一人の時にいつも到達する結論に今日も到達した。
考えるのが面倒になったのである。目についた、或いは鼻についた店でいいわ、と立ち止まってから、一度周囲をぐるりと見回す。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にオルヴァ・フォンロークさんが現れました。