【名前】
エリアス
（女性名を嫌い、日常ではエリビオを名乗る）
【外見】
身長：178cm / 体重：66kg
光を加減で赤みを帯びる艶やかな黒のストレートヘアは肩を越えて流れ、
切れ長の瞳には深く澄んだ闇を宿す。二重の黒目は興奮するとわずかに朱を差す。
顔立ちは細く涼しげ。それでいてどこか子供じみた笑みを絶やさない。
四肢はすらりと長く、体脂肪の少ない痩躯だが、柔らかくもしなやかな筋肉を宿す。
普段は学生服の上から質の良い黒いマントを肩に羽織る姿が定番。
【背景】
貴族の血を引きながらも戸籍を持たぬ私生児として生まれ、孤児院で育つ。
幼少期より“特異能力”を見出され、奉仕と称した利用の日々を強いられた。
――11歳のある日、すべてを投げ捨てて逃げ出す。
幾つもの国境と危機を越えて、たどり着いたのはこの地。
今では明朗快活な一学生として日々を過ごしているが、
その笑顔の裏には、未だ消えぬ深い影が揺れている。
現在はギルドの報酬で授業料を補っている。
将来はフリーの魔術師か宮仕えの宮廷魔道士か、それとも……
――風のような気質は、その行き先すら定めさせてはくれない。
だが最近になって、ほんの少しだけ。
その心に、静かな安定の兆しが芽吹き始めている。
【戦闘スタイル】
“触れたものを自在に回転させる”という、風の魔法的異能を有する。
対象の質量や大きさに制限はなく回転数は自身の魔力量と対象の動的性質に依存。
これまでの最高成果は――突進する闘牛を転倒させたこと。
主な戦闘スタイルは自らの拳・脚を軸とした格闘術に、
打撃・投げ技・投擲などを組み合わせる近接寄りの中距離型。
“触れられたものは、その接触点を中心に重力の法則を無視して回転を始める”。
対峙する者はまるで氷上を滑るかのように足元を奪われ、
或いは重力のない空間に投げ出されたかの錯覚に囚われるだろう。
極限まで出力すれば、それは盾にもなり、推進装置にもなりうる。
だが、それらは全て――己の命を削る代償のうえに成り立っている。
【PL情報】
中文〜長文10分前後を目指してお返ししますが、興がのってくると長考になります。
NG事項は忌憚するシチュエーション参照。PBCマナーがない方もNGとします。
邂逅：ショコラータ/枢樹雨/ルーシェイ/ティアフェル/ファイネア/ノイジー/リサ/ノイ/アルテミィ/遊蝶花/イズミ/エリス/ミーナ/ラナ/飛鳥/ムルムル
(※敬称略） |
|
