【名前】コーデル・ラケルナ
【容姿・服装】 身長:186p 体重:69km 少しくすんではねた深緑の髪を短く切っている。 垂れ目気味の碧眼。 柔らかく常に笑んでいるような優男風の顔だち。 肌は白く中肉中背だが、無駄な肉は少ない引き締まった体格。 鎖骨の下から胸の上辺りに緩やかな下弦の孤を描くひきつけを起こしたような傷跡。 真鍮製の丸メガネをかけている。 教会や街にいる時は神父の黒い法衣を着ていることが多い。 黒い丈夫な革靴を履く。 腰のベルトに鞘を付け、エペ(細剣)とダガー(短剣)を装備。
【性格】 どこか抜けている嫌いはあるが、身分に分け隔てなく接するように努め、清濁を併せ持つ考え方をする。 しかし実際は優しく実直な神官の青年という像を演じているに過ぎず、正体と目的が露見しないようにする慎重な性格。 正体を看破ができる能力を持つ相手にもまず交渉を優先し、実力行使のリスクを避けたがる。 人の心を堕落させることを好み、淫魔らしく快楽こそが最上の悦びで神からの贈り物であり、敵味方問わず与えられるべきという価値観を持つ。
【背景】 貴族であるラケルナ家の次男。 家督を長男が継いだため王国騎士団にしばらく所属していた。 その後戦いを経て騎士団を除隊し、信仰を深めて神父になる。 貴族の身分だが家を離れ、町はずれの教会に住み込み清貧な暮らしをしている。 腐敗する信仰を憂い、清廉な考えの信徒たちを集め改善に奔走しているが、現状その試みは芳しくない。 その正体は人間の神官に化けて王国に潜伏している魔界の斥候で、人を堕落させ魔界側の裏切り者に仕立て上げることが目的。 ラケルナ次男は家系図上は存在しているが若くして病死していて、自身の能力でその姿に似せ、一族の記憶を操作して成り代わった。 魔族の分類は淫魔や夢魔に近く、感覚を狂わせて幻覚を見せる能力を持っている。 ミレー族は全て対立するアイオーンの信徒として見ており、敵対する立場。 また仕えている上位魔族以外の魔族とも協力せず、対立することも少なくない。 魔族本来の姿は、幾何学的な紋様が描かれた外套のように広がる皮膜の翼が背中から生える。 肌は血が流れているかも怪しいほど青白くなり、目はつり上がり赤黒く染まる。 胸の傷痕は、血走った禍々しい第三の瞳が瞼を開く。
【能力】 魔族でありながら聖句によって神官と遜色ない神の力を行使できる。 これは実際にヤルダバオートの加護を受ける神官のため。
・武術 王国騎士で修めた弓、細剣、短剣を扱う技能。 魔族の身体能力も相まって腕前は高い。
・聖句 痛苦を和らげ傷を治す光を放つ「癒しの聖句」、病魔に克つ精力を高める「賦活の聖句」、害するものを遠ざける光の盾を作る「結界の聖句」、敵を退ける衝撃波を放つ「排撃の聖句」、相手を傷つけず光の鎖で拘束する「封鎖の聖句」、聖句を遠くに放つための矢を作る「加護の矢の聖句」などを使える。 人や魔族など種族に関係なく効果を及ぼし、普段の光は白く輝くが、魔族の姿では赤黒く染まる。
・魔族の力 姿を偽る力や、記憶を操作する力、幻覚を見せる力、催淫する力、遠くの事象を観測する力などを使える。 特に他者に直接干渉するものは相手と接触しなければならず、相性によって効果が安定しない。
・魔弓 私室に飾られている合成弓。 普段は何の変哲もない骨と木を組んだ短弓だが、魔族としての唯一の武器であり、どこであっても呼び出せる。 普通の矢を放つ分には単なる弓としてしか扱えないが、聖句や魔族の力で作った矢の軌道を操作することができる。 魔族の姿の時に持つと、弓体中から血走った瞳が生えた刺々しい緋色の異形弓に変じる。 その際には相手に干渉する魔族の力を遠距離に及ぼすための矢を作ることができる。
【町はずれの教会】 町はずれにある30人も入れば座る席はなくなる程度の広さの教会。 数人が寝泊まりできる簡素なベッドが四つ並べられた部屋が一部屋と、神父の私室が一部屋ある。 古く簡素な造りだが掃除が行き届いて清潔感がある。 現状の神聖都市の現状などに不満を持つ者も多く所属している。 ただ表立って神聖都市の方針を批判していないため、活動を干渉されることはまずない。 むしろ功績や信仰を認められて神聖都市の大きな教会や寺院に所属する者も出てきている。 実際にはコーデルが魔界の神としてのヤルダバオートを信仰するために設えた教会である。 今の神聖都市に不満や疑念を持つ者たちを集め、快楽によって堕落させていく。 そういって堕落させた者を、貴族の立場を利用して推薦し、神聖都市に送りこんでいる。
【ロール傾向】主に中〜長文。1レス15分〜20分。長考多し。 後入り歓迎。既知歓迎。エロル以外も歓迎。 |
|