【容姿・服装】 168cm、非常に女性らしいメリハリのある体つきをした女性。 現在は政務官として落ち着いたローブを身にまとう日々。 金糸で紋章が縫われたマントを身につけることも多い。 元々アヴァロンテの本家は馬の紋章を抱くが、彼女のみ鷹の紋章をつけている。 容姿こそ10代の時代からどこに嫁ぐかと噂されたほどであったが、 どこか冷たく、無機質な印象をあたえる眼差しを持つ。
【性格・来歴】 アヴァロンテ本家は、マグメール王国先代の圧力にすぐに屈して傘下に鞍替えした地方貴族。 僅かな土地の安堵こそされたものの、存在感・発言力共に皆無の零細貴族だった。
その末子である彼女は、それこそどこぞの貴族へと嫁いでの権力基盤の安定を期待されてはいたが、本人が強固に反発。 家族の反対を押し切って、手勢を率いて戦争に参加。攻め落とした後の街や村の恭順意思を固め、補給線の安定を担う働きを見せて正式に王国の兵として入り込むことに成功。
前線での華々しい活躍こそ無いものの戦争を乗り切るが、その時の怪我が元で兵士を退役。後方支援での腕と上司の覚えが目出度かったこともあり、政務官として王国内にとどまることになる。
本質は野心家であり、権力基盤を拵えることに強い執着を持って行動している。 そのためには手段を選ばぬところがあり、野心渦巻く王国内部を心地よく思うこともある程。
本家アヴァロンテ家からはその突拍子もない行動を疎まれており、正式に関係を切られてしまっている。 |
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