恐ろしく不名誉な渾名で呼ばれる男
だが本人は最早気にも留めておらず、完全に定着して仕舞って居る
本名はエイレーン・ルメルト
但し、其の名前を周囲に口にする事は殆ど無い
【見目】
エルフめいて整った容姿だが、褐色肌
ダークエルフの特徴に良く似ては居るのだが、耳は尖って居ない
背が高く、スレンダーな体系で在る
眼は濃碧、髪色は黒、何処となく陰鬱な印象を与えがち
180cm/75s前後
【武装・装備】
凡そ狩人や盗賊としての武装を好む
軽鎧に弓、短剣などの取り回しが効く武器を扱い
罠や鍵開け、魔力感知などに優れる
但し、基本的には生存を優先する為、戦闘時には先ず
一手に逃走、二手に奇襲と足止めを考える
【能力】
素早さと運動能力に長ける
魔法は扱えるらしいが、扱って居る所を見た者は余り居ない
基本的には補助、強化系の魔法を運用するらしい
【性格】
特筆する様な性格の尖り方は無く、やや寡黙気味
とは言え、不必要な時に喋る理由を感じないだけ、とは本人の談
必要な会話や作戦時、また、本人がそう言う気分で在った時は普通に喋ってくれる
善悪や一般的な倫理観は持ち合わせた上で、自分が生きる為には盗賊しか無いという考え
其の盗賊歴は、幼少の頃からと酷く長い
気が付けば自らにも小さくは無い賞金が掛けられて居る
粗暴粗野では無いが、決して聖人君子でも無い
【特徴】
渾名の理由は、其れこそ其の儘、馬並みなぞと言われるアレの事
多分に話は盛られて居るが、実際一部の魔族並みにデカく
エルフじゃなくてオークだな、なぞと揶揄される事も多い
【血の旅団】
新生血の旅団となってから所属
内部事情は深く知らされておらず、其のやり方自体が盗賊の中でも悪辣で在ると判って居ながら
今、最も勢いと勢力を持つ旅団内では、自らも粛々と駒として動いて居る
ただ、個人としては余り血を好まない様子
女を一人、自らの所有とした
だが束縛は無く、飽く迄旅団内の労働には従事させている
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