※現在作成中 【出自】 王国の辺境にある領地をもつ貴族一家の現当主。 領地そのものは小さめであり、館も貴族にしては小さいと外から見る分には質素な田舎貴族である。 しかし、数世代にわたって違法薬物や正規・非正規問わない奴隷売買によって利益を上げており一部の間ではそこそこの知名度を得ている。 表向きは主神「ヤルダバオート」を崇拝する一般的な信仰を掲げているが実際には「サルワ」と呼ばれる神を奉じている。 奴隷商売は神にささげる生贄を確保するための過程で発展していった。 当主は前当主の娘を孕ませ、儀式による犠牲のもとで生まれた男子のみが継承できる。 そのため産まれた子は普通の人間ではなく、一部に邪神の力をもつ魔人のような存在となる。
王国に対しては家の利益を最大化させるためには必要な存在と認識しており。 王国の維持には支援を厭わないものの王家が力を持つことには反対する貴族派領主。
【家訓】 人を作れ、そして捧げよ
【容姿】 183p/76Kg 金糸のような髪を後ろに流したオールバック。 白人肌に引き締まった筋肉質な体つき。 深海のように深い青の瞳を持つ。 強い光に弱く、普段からサングラスをかけている。
【服装】 平時 貴族らしからぬおとなし目なグレーのコート。 下には群青色のベストに白いシャツ、綿のズボンを着こむ。
有事 剛健な作りの黒塗りに縁を赤く染めたプレートアーマー。 その下にチェインメイルとギャンベゾンを着込む一般的な貴族の装備。
【性格】 武勇に優れ現場主義を貫くため、必要とあれば戦場にも最前線で指示を飛ばす姿が見られる。 一方、他人に対しては家族ですら商品か道具としてとらえており、距離を置くような冷酷な雰囲気を漂わせる。 行動原理は自らの欲望と一家の繁栄、そして信仰する神への奉仕でありそのためには手段を問わない傾向がある。
また性的にも非常に欲が深く、一族の血もあり女を孕ませ子供を作らせることを何よりの娯楽としている。
【信仰】 「邪神:サルワ」 多神教でもある「ノーシス主教」の神々の中でも忘れられた神。 生贄と犠牲によって信者に力を授けるものとされる。 彼の力を授かって生まれた子供は特殊な力を有するというが、それにも代償と生贄を要求される。 また、信仰を放棄した場合にも数世代にわたる呪いをかけるとも言われており信仰を捨てることも容易くはない。
【家族】 妻 :アマーリエ・ヴォルモーデン(NPC/25歳) 10年前に嫁いできた別の辺境伯の娘。 主に貴族の社交界との付き合いが深いが妊娠を繰り返していることから敵対派閥からは気味悪がられてもいる。 息子:エルデ・ヴォルモーデン(NPC/10歳) 前当主の娘。つまり現当主の妹との交わりと儀式によって生まれた子供。 非常に聡明であり、子供ながらに父のしごとを一部手伝っている。 妾 :10代から20代まで相当人数いるとされているが入れ替わりも激しく詳細は不明。 当然のように彼らからも子供はたくさん生まれるもののすべて一族の商品か、親衛隊として育てられるため相続権などはない。
【親衛隊】 総勢12名で構成された公爵の私兵の中でも精鋭部隊、主に奴隷から10代から20代くらいの少年少女が半分位の比率で抜粋される。 特徴として全員銀糸のような艶のある髪と白濁色の生気のない瞳を持ち、表情に乏しい。 共通装備として全員が腰に剣を下げており身体を隠すような大きめのローブとフードをかぶっている。
自我はほぼ失われており、当主の命令があれば躊躇なく命も身体も差し出す。 また薬と魔法により身体機能が強化されており、大人にも負けない筋力や反射神経を持つが肉体の成長は止まり寿命も長くない。
主な任務としては館の警備と当主の護衛であり、当主は常に男女二人を従者として連れている。
【祝福】 邪神への信仰により当主に授けられた魔法の事。 当主及び次期党首(以下祝福の子)かそれに力を分けられたもののみ使える。
・不屈の祝福 肉体は人間より強靭となり力強く素早く動くことも可能となる。 予め従者や奴隷に紋章を刻むことでその命を代償に致命的な負傷にも耐えられる。
・豊穣の祝福 祝福の子か力を分けられたものが性行為を行った場合の妊娠確立を大幅に向上させる。 力を分ける相手は男女を問わないが基本的には男性に付与される。 これらによって生まれた子供は首元に蔦が絡まった髑髏の模様が浮かびあがり下記に示す隷属の祝福も同時に付与される。 祝福の子が手を翳せば望む年齢まで成長させることも可能だがこれを行うと寿命が半分に縮まる。
・隷属の祝福 主に外から購入した奴隷や妾、親衛隊などに付与する魔法。 これを実施すると自我を失い祝福の子に対して絶対的な信仰を持つようになる。 但しすぐに付与できるわけではなく、数か月かけて付与する必要がある。
【住居】 二階建ての館。 当主とその息子、および一部のみが知る3階までの地下室が存在する。 2F:領主の寝室や仕事部屋等 1F:食堂や一般的な応接間、風呂場等が配置される。 B1:談話室や商談部屋、小さなオークション会場など取引の中心部 B2:奴隷をとらえておく牢や商品の倉庫等 B3:一族が奉じる神を奉る場所。生贄などの儀式を行うための場所。
王都の富裕地区やバフート等の主要都市にも別邸を持っている。 |
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