【略歴】 魔族の一種族、魔狼族の末裔。 フルネームはアセナ・ファヴァレット・F・ライナルディ。 アセナは古来より人に恐れられた知恵ある獣、魔狼として生を受けた。 しかしその姿は白い毛色にもふもふフワフワの毛並みで体躯も190cm前後と 魔狼としてはかなり小さく、有体に言って可愛らしい姿であった。 そのことがコンプレックスで魔狼の間でもモテなかった彼は一念発起。 先祖のような禍々しく強大な姿を手に入れるためにあらゆる手段を取ると決意し、 マグメール王国にやってきた。 早速人に化ける術を覚えた彼が直面したのは、生活費であった。
冒険者、日雇いの仕事などなど。 日銭を稼ぐために色んなことをする彼の日常が今日も始まる。
【性格】 妙に生真面目で、それとなくズレた感性の持ち主。 最初は人間のことを見下していたが、人間の営みに混じるうちに 人の文化に敬意を抱くようになってきた。 好物は肉、魚、パン、スープと幅広い。人間の食事が大体好きと言える。 冒険者としては腕は立つがやらなくていいことまでやると評判で、 現時点で評価はB−ランクからCランクといった風情。
冒険者としての嗜みで人間の剣技をそれなりに覚えているものの、 実際は人間の姿でも魔狼の姿でも爪牙とブレスを使った戦闘が得意。
【人間時の容姿】 茶髪黒眼。身長170cmの一般的成人男性という風体。 灰金属の軽鎧を身に纏った冒険者ルックで、背嚢はいつも軽そう。 あまり目を見張るような筋肉質ではないが、魔族であるため膂力は高い。 毛深いタイプではないが定期的に剃るか人化の術を解いてかけ直さないと 眉が太くなるのが悩み。
【魔狼時の容姿】 白いふわっふわの毛並みの大型犬みたいな狼。 戦闘能力は高いもののあまりにも可愛い。 肢は長いほうだが、体毛が長めのため短足に見られがち。
【能力】 そこそこの剣術、それなりの格闘術、まぁまぁの身のこなし。 それに加えて人化の術や多少の巨大化など様々な魔術を使える。 爪や牙を伸ばしての近接戦闘やブレスが身上だが、 魔族とバレたくないのであまり大っぴらには使えない。
【邂逅】 紅月(1267) 魔族だとバレたくない余りに喧嘩で手を出せないところを助けられた。 一緒にいると楽しくなる、良い女だ。 人好きのする笑顔、紅花の染め色よりも赤い髪、宝石のような深い紫の瞳。 もう一度会って酒を飲みたいものだな。
ミヤビ(1671) 狐喫茶ミヤビの店主で、店員たちの母親で、薬師で。 己の童貞を捧げた女でもある。 あの柔肌を思い出す。 そして、睦み事の後に二人でぎこちない笑みを交わしたことも。 ……あの関係は欲望だけでなかったとは、思うのだが。自信はない。
ベルモット(324) 二人で未踏遺跡を探索した。 魔狼としての姿を晒したし、犬と思われてるし、なんだか散々だ。 しかしまぁまぁ稼げたし、こいつが悪人でないこともわかった。 また、組んで冒険ができる日は来るのだろうか。
ホアジャオ(1477) 港の倉庫で揉め事に巻き込まれたところを助けられ…助けられ…? とにかく一緒に戦った。 魔狼としての姿をいたく気に入っているようだが、己は決して犬ではない…… 喧嘩がコミュニケーションだと考えているようだが…… 己としては美しい女性とは仲良くしたいな。
【備考】 長文傾向で一度の応答に10〜15分程度かかります。 中断可。あとは適当に。 |
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