【容姿】
身長158cm。B83/W57/H85。 細く乱れがちな白金色のショートボブ。 インドアその物を思わせる、不健康に白い肌。 血色の瞳は、良く良く見れば、縦長の獣めいた瞳孔。 見た目のみなら華奢その物。
王国に出向く際は、人間達と変わらず、また比較的露出の高めな装いを。 前者は人に紛れる為。後者は力を使う邪魔とならない為。
魔族の領域に於いては深紅のドレス。 実体は血液を変化させた物であり、能力その物。
【性格】
表向きは苛烈。 政治でも戦場でも、自ら矢面に立つ事を厭わず。 傅く者には尊大に。敵対する者には残酷に。 良くも悪くも、魔族、その物。
実際には卑屈。 常に身内や第三者からの評価に怯え、蔑まれる事を恐れる。 邁進も努力も、それ以外で他者に求められる術を知らないから。 吸血種として不完全である事、結果認められない事への裏返し。
認められたい、赦されたい。 だからか、艶事に於いては酷く被虐的。
【設定】
Arterie=zu=Anwachsen(アルテリエ=ツー=アンヴァクセン)
遠い昔に人から転じた魔の一種、所謂吸血鬼の一族。 今や名実共に魔族として数えられ、強い力を持つ者達も多いこの種だが。 その中から生まれた落ち零れ。
一族は魔族の国に於ける辺境伯の一つ。 力を持たなかった彼女は一族内で小都市一つだけを任せられ。 実質他の兄弟姉妹達とは比較にならない冷遇を受ける。
全てに辟易し諦観し、かといって死を選ぶ意思も無く。 せめて最低限の役割だけは果たし、生きる事が赦される理由を求め。 何時しか程々に居場所を得て、それなりの役割を与えられていた。
此処から、見返すか。抗うか。…はたまた、奪うか。 今は未だそれだけの自己を見出せない。
【能力】
血を操る事に特化。 液体の侭操作するといったお約束は基本。 蒸散・拡散させる。凝固させ武器等を形作る。 血液以外の成分・性質を付与する。 体内にて循環器系・身体機能の強化や補助。 はては損傷部位や肉体その物の血液化→再構築等。
種族としての力は低い。 血液以外を操る事はなく、獣等にも化けられず。 眷属を作る等は出来ず、魅了の術等も存在しない。 吸血に及んでも一時の快楽を助長する程度。 但しその吸血毒を自らが操る血液に溶かし込めば。 血霧に乗せ無作為に拡げる、等という使い方も可能。
また力を最大限発揮出来るのは、瘴気に満ちた魔族国内でのみ。 王国のみならず、人の世全体で大幅に弱体化する。
【ロール】
文量中文から長文。心理情景描写使用。 艶事等はより長文化しがちな為、ご留意願えれば幸いです。
既知展開、巻き込み巻き込まれ、等御随意に。 相談、私書利用、等も歓迎します。
【履歴】※敬称略
バルベリト:再会。約束更に。願わくば、ずっと。 フェゴール:魔王様。畏れか慾か。血に溺れる。 |
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