【予定】 更新のみ
王国第八騎士団基本要綱 ・前線を支える為の補給、兵站維持をする機動防衛主体の師団 ・魔術による転移を他に回す為騎乗スキルは必須 ・攻め手として加担する場合は機動力を活かした役割(師団長趣味で攻めに参加するのは稀) ・正式な第8師団長への昇格を、第9師団長ネームレスから推薦され受諾。 ・現在、王都とシェンヤンを繋ぐ街道を空と陸から監視(小隊単位の任務)
【近況】 未来への誓いを1つ。 どうしてこうなった。正式な第八師団長に就任。 頭を撫でるのがセクハララインになりつつある。もう枯れたか。 とある村で再会が果たせた奇跡。 出会いに恵まれたか、気質が善に近付きつつ? ドラゴン急便を使い魔族の国へ。現在とある都市に在籍。
【本名】 バルベリト=C=アデアス
【容姿】 197cm/110kg 要所要所に肉をつけるというより均等に筋肉を肥大化させている。 その為に大柄かつ横幅も相応に持ち合わせているが、肥満とは違う 巨人としての種族の血が流れている事を噂されるが否定。
黒い髪は伏兵戦術の際に邪魔になる理由で香料は付けない 短く刈り上げ、耳に髪が掛かる事があるとすればそれは長期間の任務で髪の毛の処理に回す時間が無い場合。 黒い瞳は丸く大きい。目つきはよろしくないが、酒を呑めば目尻はすぐに垂れ下がる 鼻筋もすらりとしているため、口元を引き締め髭もそれば悪くはない外見。 但し基本酒を呑む上に髪の毛と違って髭の手入れはサボる事も多く、無精髭が目立つ。
指は長く、そこそこに器用。紐細工や簡単なワイヤートラップ等は地力で即座に準備できたりもする。 指輪や腕輪といったアクセサリーを基本付けたがらない。 革紐を使ったアミュレット等は装着せず持ち歩く。
【所持品】 ○刃渡り160cmの特殊加工された精霊銀のグレートソード 柄の宝石細工まで含めるなら全長ほぼ本人の身長と同程度の一品。 精霊銀は製法自体が複雑な為貴重品だが、グレートソードという風流も何もないモノに代わってしまった。 重量も重く、自分が巨躯であろうと片手で振り回すには後述の魔力による自己強化が必須。
本人曰く「旗の代わりにもなるし目立って便利だろ」との事 自分への害意、悪意を感知すると僅かに刀身が輝きを帯びる。 距離が一定以上近くなると振動する事で持ち主に危険が迫っている事を伝える。 霊体、魔力体に効果大。 結界等にはさらに効果絶大。使わない時は霧の様に周囲を漂う形状変化させる性質も併せ持つ
尚白銀の霧自体に魅了、催眠、暗示の魔力分解能力保有。瘴気も同様(但し魔族領域内のみ) 又、意思を持つ剣である事を薄々認識し始めた。 が、意思については感じるが基本沈黙しており、己がこの剣が何由来であるのか。 何故沈黙をしているのかについては判っていない。
魔族の国領域内部で切れ味、防護、探査性能が著しく上昇する。 但し己は人間である為、魔族領域内では行動制限を受ける。 差し引いて超短期決戦に持ち込む場合のみ魔族領域内で戦闘能力が向上すると言える。
又、恩寵の外側でのみ。白銀の霧状態から一部だけを別の武具に再構築する事も可能。(秘匿情報) 7割を銀霧と化して防護を維持させ、残り3割の質量をナイフ等に変える事も出来る。
○白銀のブレストプレート 白銀なのだが、輝きを曇らせる為煙で燻し、くすんだ色合いをさせている。 金属としての強度は高く無いが、魔力を遮断・透過させる紋様が刻み込まれており、魔力を使ったレーダーや感知魔法、探知、探査魔法からは逃れやすい。 プレートの裏側に魔獣の皮から作られた革紐のアミュレットをつけることで防御力を底上げさせている。
他の装備は支給品がメイン。スローイングダガーくらいは何本か持ち歩く。
【能力】 ○魔力による身体強化(ランクC-) 自分自身の筋力の強化。それに伴う身体各所の強化。 欠点/使用した翌日の筋肉痛
○簡単な回復魔法/解毒魔法(ランクD-) ランクは低いが回復魔法保有。 解毒魔法については主に野営地や篭城時の水の腐敗を防ぐ為に使う
○古代城壁の再現(ランク?+EX) 剣を大地に刺し、そこに自分の魔力や生命力といった物を流し込むことで長大かつ分厚い城壁をその場に生み出す大魔法。 実際に相対したことはないが魔族でも上位の魔法くらいは余裕で弾き返し、また攻城弓を何発打ち込んでも傷一つ付かないとされる。 魔力を根こそぎ奪われ、生命力をどの程度注ぎ込むかで城壁の持続時間が変わる。基本使いたがらない。
なお、城壁の形は任意で変更できる。 頑丈な城壁は逆に言えば、閉じ込める為の牢獄にも使うことが出来る。 城壁、とはいうがドーム状の建物が生み出されるという表現が正しい。
物理・魔法の直接攻撃には異様な耐久能力を示す。 特定の条件が揃わない限り完全な解除や破壊は不可能。 レジストや魔力消失等にも拒絶能力を示す。 「時間」「歴史」といった概念そのものを打ち消す力には脆い。
○被読心術 読心術の逆。相手に己の心理を聞かせる魔法の一つ。 自分の心、記憶を相手の脳や精神に直接伝える事になる。精神状態によっては過去の凄惨な状況が流れ込む事も?
【技能】 ・騎乗 馬/蜥蜴/鳥/翼竜までは乗りこなせる。
・剣術 傭兵上がりの何でもアリの剣術を好む。 力任せで剣の重量込みで断ち切る剣術。フェイントに頼る悪癖アリ
・体術 上々。身体能力の高さもあるので継戦を優先する場合はこちらを使う事も。 ただ、曲線的な動きを描くには不適格な肉体。 その為フェイントは直角的に、滑らかと言うより鋭利な軌道で相手に近寄る。 腕力、膂力から鳩尾等に打撃を与え無力化させる事が得手。
【性格】 酒好き。基本的な思考が防衛寄りに偏っており、殲滅戦を取らない。 追撃も行なわず、損害の軽減を優先しているため腰抜けと噂されることも。 ONとOFFのスイッチは切り分けられる様子。 後述の関係もあり、権力には逆らえない。 また、現在の奴隷を含めた国のシステム自体には不干渉の立場を貫く。
「確かに奴隷制度は悲劇を生むかもしれねぇ。但し生命の固体数で数えるならある意味合理的なシステムだ。」 「志は立派だろうと、その後に続く物、繋げられる物を俺は持ち合わせてねぇ。」 「すんませんサボりたいんで帰っていいですか」
【背景】 とある貴族の妾の子として生まれるが、幼少時に貴族の領地内にて奴隷制度への解放運動と言う小規模な叛乱が勃発。 迅速に鎮圧こそされた物の、領地の中で収穫祭に出席していた父親たる貴族は死亡。 妾である母親も立場の拙さを悟り迅速に一人で元の領地を去る。
残された幼少時の己に残されていたのは、わずかばかりのゴルドと周囲からの同情の視線。 幸い剣術はそれなりに見れる素質を持っていたため、一振りの剣を父親からの遺産代わりに引き取る。 貴族の家でのゴタゴタは必ず周囲の攻撃のターゲットになる事を知っている周囲は何も言わず出奔を認めた。
その後は傭兵として成人を迎え、とある女神の血をひく末裔だと嘯く女性と共に冒険に出た際に精霊銀の塊を入手。 剣に精製している最中に以前出奔した領地にて再度叛乱が勃発。 血筋が絶えてしまい、最後の血縁を持っているという事で王都への召集を受け、正式に領地を引き継ぎ貴族となる。
――王都に来るまでの間に。女性の姿は何時しか消えていたがその事を知るのはごくごく少数。 貴族、王族とはつながりを保ち、領地については自分の手に余ると言う理由で3割ほどを王国に返還した。
また、この行動と傭兵時代の戦歴もあって騎士への推薦を他貴族より受ける。丁度第八師団が手薄だった事もあり、そちらへと着任。 ――その少し後に、第八師団師団長が魔族の国への潜入と偵察という本来の第八師団とは異なる任務を受ける。 都合良く、第2席に居た己が、また貴族の推薦を受け第八師団長が帰還するまでの間という条件つきで師団長代理の座につくことになった。 が、何時の間にか正式な第8師団長に。
未来に描く己の夢は笑われるかもしれない。 或いは過去の己の行いから、指を指されて罵倒をされるかもしれない。 だが、それでも。人も魔族も同じ夢を持てるのなら足を止める道理は無い。
【回顧録】 ミリーディア様/恩義・好意・謝意・信義・敬意保有。 王城内研究室2/領土にて(3)。
サロメ様/交流・心配 タナール砦にて情報交換。真面目過ぎる相手は心配
アルテリエ様/敬意・好意・誓い・約束・契り タナール砦にて小規模の衝突の後会談。魔族への懸念を払拭させてくれた。 また、遭えるさ。…いや、会いにいくさ。 共犯者にして同志。結んだ約束はお互いに。
ネームレス様/こわい なんか正式に第八師団長に推薦してきた。断りにくいように外堀を埋めてきた。こわい。
リータ様/敬意・好意 無理難題な問い掛けにも目線と思考を合わせ、此方の心に届く言葉を向けてくれた。 先を見るだけではなく足元を見直す機会を与えてくれる言葉。 とても良い娘だけど報告書は詠まないで!お願いします!
紅月様/謝意 かつてタナール防衛戦の時の陰の功労者。 報奨金代わりにお酒を奢る。悪人ではないだろうという判断で割符一つを。軍には誘わず。 軍という堅苦しく狭い居場所では、彼女の良さが発揮出来なそうに見えたし、本人が望んでいない為。
ノイア様/会話を通じた興味 第8師団執務室にて。 タナール砦の1件においての真相を知った数少ない個人。 夢・理想という物を語る後に彼女の見せた表情に興味を抱く。 個人としての名前は知らずとも、所属や家名は取得。 他人の夢、理想を違う角度から見て。 笑わず実現する事を祈るとまで真摯に言える彼女は、強く。――優しさもまた其処にあるのだろう
アッシェ様/契約・恩・謎 ドラゴン急便を依頼する。(非戦闘・戦争目的の契約) その過程で色々あり、酒類の販売などを目的とした城内へのパスを譲り渡す。 どらごんって すげー(怖)
レオーネ様/友好 第一師団の騎士からの依頼で盤上ゲーム。 いい意味の硬さと悪い方面での硬さを持つ軍人。 師団が違えば悩みも異なる。パフェは約束な!
【追記:領土について】 領土の土地構造としては北部に山岳、南部に丘陵。東西と中央部は平原に近い肥沃な土壌。 東部と西部を隔てるように川が流れ、水量は豊富。水源は南部。 中央の川から細かく水路を引いている。
東部:果樹園が造られ、果実に加工品の生産が盛ん。 西部:大穀倉地帯。麦の二期作や野菜の生産が盛ん。 北部:王国に割譲した関係で放牧地となっている。馬や鳥などの家畜の育成が盛ん。 南部:丘陵地帯、木材の他、野草や薬草等の栽培が盛ん。
中央部:水路が交わる地点。市場が設置され、東西南北の生産物等を物々交換。或いはゴルドで取引されている。 立場の差を利用しての不当な商いや、人身売買を硬く禁じている。
(ここから内部設定:初見で看破されると寂しいかもです) ・叛乱の後、領民の多数が逃げ出してしまった。そのため、領土の維持は困難になっていた。 ・手っ取り早い解決策の為に安価な奴隷(ミレー族・亜人等)を大量に購入。 ・当然奴隷なのだから、と休ませず働かせて領土の一先ずの復興は果たせた。 ・考え方を変える事件が起こったのは師団第2席になった頃。 ・その後、領民に領地内だけの令を出す。「種族・奴隷も同列の領民である」 ・人間の反発、奴隷とされていたミレー等からの不審、それまでの恨みを受ける。 ・その後、自分が王都に出向いている間の名代としてミレー族の少女が己の領地の屋敷の管理者となる。 ・戸籍の様な物に全ての領民を登録し、種族の差別の芽を少しずつ摘んで行く。 ・現状は概ね人種融和の方策が上手く行っている。但し、外部からの人間の出入りは規制されている状態。 ・特に商人等には監視の目が必ず付けられる。奴隷商については入領すら許されない事もある。
上記、元々の己の愚行は許される物でもなく。 赦されて良い物ではない。何れ誅されるだろう。 それでも――人も魔族も関係なく交易を行い、手を取り合う未来を夢見る事の出来る人物が育つ事を祈る。 ―――――どれだけ言い繕おうとも。皆が笑い、今を見ろと言っても。過去の過ちを取り戻す術等ないのだから。 自分に出来るのは―――。 |
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