マグメール王国外からやってきた女性。 「聖ヴォルヴァドス教」という宗教団体に属しており、その教義に従って「人を守るために仇為す魔を狩る」ことを生業としている。 その戦闘能力は非常に高く、上位の魔族さえ殺るか殺られるかに持ち込めるほど。 退魔に特化しているために人に対する戦闘能・ヘは多少落ちるが、それでも怪物と称して余りある。 そのた・゚、彼女の存在を知る一部の魔族からは『斬罪鋏(ざんざいきょう)』の二つ名で呼ばれる事も。 アポートルの名は、教えを広める『使徒』に抜擢された者が一時的に名乗る称号のようなもの。
マグメール王国には布教のためにやってきたが、 あまりにも魔族の出現頻度や被害が多すぎるために布教している場合ではないと判断したらしい。
女性とはいえ胸は薄く、下半身のシルエットががっしりしており、 なおかつ顔が中性的でキリッとしているため男に間違われることも多々ある。 本人も大して気にしていないのが誤解を加速させる原因になっている。
性格は明るく大雑把で姉御肌、よく笑いよく食いよく寝る。 その反面、自分自身の宗教観や正義観においてはドライな観点を持っており、ブレが少ない。 しかし冷徹で非情というわけでもなく、奴隷や不憫な魔族に救済の手を差し伸べることも。 総じて「明るくて仕事が出来るが、仕事人間でもない」といったところか。
なお殆どの人物には知られていないが、私生活が壊滅的にズボラ。 部屋の中では下着一丁は当たり前、オフの日の服装は庶民もかくやというほど淡白。 本人曰く「楽でいい」とのこと。 方向音痴のケがある。
★装備
☆魔斬鋏【ヴァールハイト】 黒い柄に長大な燻銀の刀身を持った大鋏。『真理』の名を冠する。 2つに分解して二刀流にすることも可能。 かなりの重量があるが、ルカはこれを棒切れか何かのように振り回す。
聖水で清め、聖炎で燻し、刀身に祝詞を刻み込んだ聖銀の四重の退魔の力は、あらゆる邪悪を無に還す。 無論、素の切れ味も抜群。 炎神であるヴォルヴァドスの加護を受けているため、斬り付けた対象に青い炎を発火させる効果がある。
☆対魔聖装【デカローグ】 黒と銀の戦闘用衣装。インナーにコートを羽織り、銀製の手甲や軽脚絆を装着したような身軽な服装。 こちらも同じく聖別した銀を特殊な加工で細い繊維にして服に織り込んである他、 聖人の灰(ヴォルヴァドス教は火葬である)を繊維に混ぜ込んでいるため非常に高い魔法防御を誇る。 物理攻撃には特筆すべき防御力はあまりない。強いて言えば銀を織り込んでいるためにちょっぴり普通の布より丈夫な程度。 とはいえ、そこは本人が「当たらなきゃ大丈夫」という認識である故だろう。
普段はヴァールハイトを保護する鞘のように巻き付いており、これを解くことによって半自動的に装着されるという不思議ギミックを持つ。
☆財布 いつもすっからかんに近い。
☆眼帯 何の変哲もない地味な眼帯。
★技能
☆対魔力 前述のデカローグの効果、及びヴォルヴァドスの加護によって既存の魔法に高い耐性を持つ。 変調系の魔法は常時非常に効きにくい。
☆看破眼 魔法などではなく、長年の魔物狩りの経験が培った「魔族をある程度見抜く技能」。要はカン。 本人曰く「結構当たる」らしいがあまり信用ならない。
☆聖痕眼 眼帯に封印された右目。 その下には十字架状の瞳孔を持つ赤い瞳がある。 これはヴォルヴァドスの加護を特に強く受けたものが起こす変調であり、神に愛された者の証。 『奇跡を起こす力』を有するとされるが、詳細は不明。
※魔族相手の戦闘ロールだとなかなか負けないかもしれません。 ご留意下さい。
☆スーの経営する骨董屋『影の国』へ入店。色々あってえろえろした。 ☆マリーと出会う。食欲にドン引きされたものの、友好関係を結ぶ。 |
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