【組織概要】
サーペント・カバル（蛇の陰謀団）は近年王国各地で破壊活動を行っている危険な秘密結社である。その通称は組織構成員が黒い蛇の紋章でもって互いを識別することから名付けられた仮のものであり、組織本来の名称はいまだ不明。
魔族により構成される組織であり、おそらく魔族の国のいずれかの魔王の配下であろうが情報は掴めていない。所属する魔族の性質は幅広く、タナール砦に攻め込むもの、王国内にて工作を行うもの、諜報活動に専念するものなど様々だが、マグメール王国並びに人類に対する限りない悪意を持つことは共通している。また、自国から連れてきた、あるいは王国内に生息する魔物を支配下に置いていることが多い。
更には魔族のみならず私利私欲により腐敗した王国の裏切者を構成員に迎え入れていることも知られている。名の知れた貴族、軍人、聖職者から平民の役人、商人、アウトローである山賊、海賊の類にまで構成員と思わしき者は紛れ込んでいる。あろうことか人間のみならずミレー族やその他の亜人すらも構成員としているようだ。その大半は己の欲を満たすため自ら構成員となった者だが、当然魔族からは便利な駒としか見られていないだろう。
総じて危険な集団であり、早急な情報収集とともに、各騎士団や冒険者ギルドの協力も求め、徹底的な討伐を実施するべきである。
【判明している構成員（敬称略）】
・プリスカ（No.155）
魔族のエンプーサ。主にタナール砦を襲撃し、王国北方を荒らしまわっている。
強大な妖術師であり、召喚術を得意とし魔族の軍勢をサポートしている。
個人の戦闘力も極めて高い。
・スルーシャ（No.88）
王国に潜伏する魔族の工作員。諜報活動に従事している。
洗脳した人間を”尖兵”とし、工作活動に利用する他魔族の国に奴隷として流している。
変装能力も高く、神出鬼没。
・アグラット（No.157）
無名遺跡を拠点とするサキュバス。王国各地を襲撃し人間を殺戮している。
サキュバスとしては珍しいことに武闘派であり、白兵戦の能力が高い。
多くの騎士や冒険者を返り討ちにしてきた、危険な存在。
・メヒティルト（No.844）
社交界に潜伏しているデーモン。謀略を得意とし、何人もの貴族を籠絡している。
巧みな話術や、時には自身の色香まで使い、人知れず宮廷を侵食している。
戦闘能力はさほどではないが、それでも魔族故に並の人間では太刀打ちできない。
・ルカイヤ(No.855)
陰謀団所属の暗殺者の一人。
極めて擬態、潜入能力が高く、王国軍の厳重な警備でも捉える事は困難。
その能力を用いてこれまで何人もの王国要人を手にかけてきた。
示威行為として目撃者を残す事から、その名前と容姿は知られている。
・幻魔マーチヘア（No.942）
マーチヘアと呼ばれる魔族の一員。それと魔族の国の出身であること以外の情報は無い。
王都やハイブラゼール等の大都市に現れては富裕層をターゲットとし幻惑によって破滅させている。
危険な幻術の使い手であり、早急な情報収集と討伐が求められる。
【判明しているその他兵力（敬称略）】
・ビザールキャリアー（No.4）
元は王国各地に生息する厄介なホムンクルスであるが、連中はあろうことかこれの飼育、繁殖を行い、
より戦闘力の高い変異体を兵力として運用している。
蛇の刻印のなされた個体は発見次第早急に討伐すること。
【利用について（PL向け）】
主に騎士PC様や冒険者PC様のような、ヒロイックなPC様による戦闘ロール、討伐ロールのお相手を目的とした悪役PCによる組織です。
ヒロイックなPCに対する戦闘、敗北ロールのできるPCを募集しております。
ヒロピン展開の為の攻め役ではなく、ゲームのボスキャラや特撮番組の怪人のような、快く負けられる悪役PCを想定しております。
エロ抜きの戦闘ロール、敗北ロール、死亡ロールを許容できるPCが望ましいです（そのため、パラレル展開を推奨しております）。
ボスキャラ的なPCでも、ザコ敵の集団のようなPCでも構いません。
その他の利用者様につきましては、性質上襲撃は歓迎しますが壊滅させるのはご遠慮ください。 |
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